性癖ってなんだっけ？…大人女子が“本来の意味”を知らずに損した夜の話

「性癖」——それは、ちょっぴりドキッとするし、あけすけに語るのがためらわれる言葉。

でも、本来の意味をちゃんと知っている女性って、意外と少ないんじゃないかな？
しかも、その「勘違い」が、恋も、快楽も、人生までもったいなくしてるかもって言ったら——

ちょっと興味、湧いてきたでしょ？

「性癖で悩んでる」なんて、友達にもカジュアルに相談できないし、飲み会で笑ってごまかすしかない…。

——そんなあなたに、私のちょっとオトナな“夜の失敗談”とともに、「性癖の本当の話」、教えます。

「性癖」ってなんだっけ？ 誤解から始まる夜

まず、私は30歳のごく普通のOL。昔から「性癖」って言葉、すごく特別なエロワードだと思ってた。

初めて付き合った彼氏（24歳・筋トレしか勝たん系）が、LINEで「性癖どんな感じ？」って聞いてきたとき、「何それヤバ！ド変態じゃん」ってドン引き…。

• “正常位”が好きなだけで性癖？変態じゃない？
• アニメのコスプレを見るとちょっとゾクゾクする…これも性癖？
• 「バブみ」って話題になるけど、私が思う性癖とは何か違う気がする…

心の中でグルグル、モヤモヤ。「性癖」＝“恥ずかしい性の趣味”というイメージから抜け出せなかった…。

「性癖」の本来の意味を暴いてみる

さっそく大辞林先生のお力を拝借。

辞書によると、性癖の“本来の意味”は……

• 性格や癖、傾向のこと
• 「その人に特有の習慣的な傾向」

つまり、“エッチな趣味”だけじゃなくて、「その人の性格的なパターン」も含むってこと！

要するに、「私は朝寝坊しがち。これが私の性癖です！」って言っても、本来なら合ってるの。

でも、やっぱり今の世の中、「性癖」＝「性に関する趣味」ってイメージが80%超えじゃない？
この「意味のズレ」が、女性にこそ危険な落とし穴だったりする。

「性癖」って言われたら何を答えるべき？

正直、最初は「正常位好き」とか「ムチムチ太もも萌え」とか、自分の中の秘密を暴露するみたいで怖かった。

でも、何度か恋愛や性の話を深めていくうちに、ある先輩（38歳・3度の離婚歴あり）にこう言われたの。

それからは、
「私の性癖は“いっぱい甘やかされたいこと”です」
とか、
「耳を触られるのが好き！変かな？」
みたいに、軽いノリでさらっと伝える練習を始めた。

結果——彼との距離がギュンッと縮まったし、
自分に素直になれたからか、強気な自信も付いてきた。

• 恥ずかしいと思ってた自分の性癖＝実はみんな持ってる「コダワリ」みたいなもの
• むしろカミングアウトしたほうが、相手も心ひらいてくれる！
• 「自分の性癖は特殊」と思い込まないでOK

本来の性癖を受け入れると、人生がうまく回るワケ

女友達と話すと、「男性の“性癖聞きたがり”ウザい」ってよく話題になる。でも、それって自分を守るバリアが強すぎる証拠かも。

自分の性癖をフワッと受け入れたら、こんなメリットが！

• 本音の恋ができる：条件じゃなく「直感」で選べる
• 夜のプレイが楽しくなる：「我慢」や「演技」要らず
• 自己肯定感アップ：「こんな自分もイイ」と思える
• 性癖をさらけ出しても「引かれない」相手が見つかる
• カラダも心もラクになる：自分を偽らず、気負わず、リラックスできる

実践！私がやった「性癖カミングアウト練習法」

• 鏡の前で「私の性癖はコレ！」とニヤけながら言ってみる
• 一番仲のいい子に「ぶっちゃけ、性癖ってどう？」と聞いてみる
• 日記に、思いつく「好きなもの」「こだわり」を書き出す

このカミングアウト癖がついたら、夜のベッドトークも肩の力抜けるし、恋愛もギクシャクしなくなった！

「性癖」＝恥ずかしい？ そんな時代はもう終わり！

今、「性癖」は“本来の意味”にちょっとずつ回帰中。

自分の好きやこだわり、全部が「性癖」なんだと思えた瞬間、人生のモヤモヤが一個ほどける。

もし今、「自分は変なのかな」「引かれたらどうしよう」と悩んでいるなら、まずは自分の「好き」をノートに書き出すところから始めてみて！

それでも「誰にも言えない」「話す相手がいない」って夜は——

あなたの「性癖」は、充分すてきな個性。

もう、言葉の本来の意味にビビらず、
思いっきり、素直な自分をさらけ出してあげよう。