【鬱とセックスレス】“私だけ女じゃないみたい”の夜を超えて──見えない孤独にとことん寄り添ってみた結果。

セックスレスの悩み。
ときどき友人の会話で「夜の営みが～」「彼が淡白で～」とか、茶化しながら聞こえてくるけど、その裏にある重たい孤独について、どこまでみんな本気で語れてるんだろう？

私自身、ただの欲求不満、そんな単純なものじゃなかった。
更にややこしかったのは、鬱（うつ）というモンスターとも共存していたこと。

「私は女じゃないの？」──闇夜の問いかけ

鬱とセックスレス、そのダブルパンチ

私の鬱の発端は、仕事のストレスだった。
でも、鬱が始まってからパートナーとの関係にも不穏な影が落ちた。
最初は「私は大丈夫」って思ってたけど、いつの間にか彼の指先が遠くなり、会話が減り、私の『女』が消えていった。

• 自分から求める元気もない
• 相手から拒否されるのが怖い
• 「女としての価値」が崩れていく感じ

“鬱→セックスレス”は実は超ありがち！？

精神的な病気とセックスレスは、びっくりするほどセットでやってくる。
ホルモンも、心も、体も全部リンクしてるから。

ネットや書籍の「解決策」は薄っぺらかった。
「彼を誘ってみて」「雰囲気を変えよう」……。
そんなの、ベッドから立ち上がれない私には、地球一周くらい遠いアドバイスだった。

嘘みたいな自分再生──“夜の本音日記”作戦

私が始めたのは、夜寝る前に自分の本音を書き殴ること。
「女としての自分」を無理に肯定するんじゃなくて、“どうしようもないダメな自分”を徹底的に書き出す。
自分で自分を責めるのを、紙の上だけに閉じ込めるイメージ。

• 「消えたい」「もう女じゃない」と書いてもOK
• 「ほんとは触ってほしい」と叫んでもOK
• 「もう期待しない」って冷めた気持ちもOK

アウトプットしないと、心の汚れは溜まる一方。
最初は毎晩泣きながらだった。でも眠りが深くなって、翌朝ちょっとだけ“生きてていいかも”と思えた。

「本当の女」は、男に抱かれた数じゃない

それから私は、「女」としての価値を、誰かの視線や抱擁から取り戻す必要はないって気付いた。
けど、“自分の好き”に向き合うことは諦めたくなかった。

たとえば、ひとり映画も楽しむし、エロ小説やBL漫画も読んでみた。
「私、これでドキドキするんだ」って発見もあった。
あとは、ネットの掲示板やSNSで、性の悩みをカミングアウトしてみたことすらある。
案外、「私も同じ」「全然レス」と秘密の共感が湧いた。

“セックスレス鬱”で女の私が生き返るためにできること

1. 他人の「女の幸せ」なんて無視

• インスタの「幸せカップル」投稿は即ミュート
• 「誰かと比べる」習慣をゴミ箱へ

2. “本音”でつながれる場所に触れる

• カウンセラーやクリニックで、性の悩みも話す勇気
• 匿名のSNSや掲示板で「私、レスです！」って叫んでみる

3. 体が反応しなくても自分を責めない

• ホルモンも神経も回復には時間がかかる
• 「いつかまた」って未来を許す

【比較表】セックスレス×鬱の悩み場所いろいろ

本音でつながれる、ちょっと大胆な一歩【こっそりおすすめ】

実は私、性癖専用マッチングサービスってどうなんだろう…って、半信半疑で覗いたことがある。
普通の恋活アプリじゃなく、自分の「欲望」や「心の傷」を開示する前提のコミュニティ。
びっくりしたのは、鬱やセックスレスを“恥じゃない”って捉えてる女性がけっこういること。

• 「女として壊れた気がする」
• 「レス歴5年目、でも私は生きてる」
• 「鬱だけど、新しい刺激がほしい」

こんな本音が飛び交う世界も、ちょっとだけ覗いてみてほしい。