「旦那の性癖、私だけが知らなかった」――離婚に至るまでの赤裸々エロティック日記

「ねえ、あなたって本当はどんな人？」

結婚して5年目。私こね子(32)の人生は、まさかの“旦那の隠された性癖”と“離婚”というテーマにどっぷり浸かることになるなんて、夢にも思っていなかった――。

「普通」の仮面を被った結婚生活の罠

私たち夫婦は、周囲から「理想のカップル」と呼ばれるタイプだった。
彼は優しくて、些細なプレゼントを欠かさない。
でも、結婚生活には見えない壁があった。

夜の営みは“義務”になっていた

最初の2年は、週2ペースの“普通のセックス”。
でも3年目から、私は「男って、こんなもん？」と感じるように。

愛されてない？それとも、私が魅力なくなった？
――そんな夜が、何度も続いた。

偶然の「スマホ事件」から暴かれた旦那の本性

ある日、リビングのソファに旦那がスマホを置きっぱなしにした。
着信通知にうっすら見えた、謎の猫耳アイコン。

興味本位で覗いたそのアプリは、性癖マッチングサービス。
プロフィールには、“女装願望有り”“M男”“拘束プレイ好き”というワードが踊っていた。

私の知らない本音の旦那が、そこにいた。

ショックと興奮が交差した夜

裏切られた？いや、その世界観……ちょっと興味そそられる！
私は複雑な心境だった。

• 「私じゃ満足できなかったの？」
• 「こんなに隠れてたの、アリ？」
• 「本当は私も、こういうの好きかも」

でも、その瞬間、夫婦の「性」の話って、全然してこなかったなと思い知った。

性癖カミングアウト・夫婦の大爆発ナイト

翌日、思い切ってカミングアウトを決行。

旦那はしばらく沈黙。
でも、ぽつぽつと話し始めた。

• 「ずっと言えなかった。恥ずかしくて」
• 「こね子が嫌うと思ってた」
• 「でも、本当はずっと我慢してた」

私は、頭が真っ白になった。
でも、どこかで納得もしていた。そうか、私たちは「本音の夫婦」じゃなかったんだ。

夫婦なのに、まるでエロ小説の登場人物に

その日から私と旦那の夜は豹変。
私は、彼の女装姿を見てやたら興奮する自分に驚いた。
でも「新しい扉が開いた！」と興奮したのは、ほんの数回。

無理やり合わせるのは、やっぱり苦しい。
一緒にいるとどこかで無理が出る。

“性癖の違い”は、夫婦の相性より“深刻な壁”

今なら思う。性癖が違うって、価値観の違いより深い。

価値観の違い	性癖の違い
旅行の場所や趣味、金銭感覚など生活全般	性的嗜好、快楽の方向性が根本から違う
話し合いで妥協しやすい	妥協しようとすると、片方が我慢を強いられる
友達・家族にも相談しやすい	打ち明けにくく孤独になりがち

「これが本音でつながるってことなの？」
悩み抜いたあげく、私たちは話し合った。

それは悲しい決断だったけど、どこかでホッとした自分もいた。

“本音”で出会うって、どれだけ難しい？

世の中のカップル、結婚してるからって「全部さらけ出してる」人は少ない。
だけど、本音の性癖って、隠し通せば通すほど爆発する。

“シンプルな恋愛”が流行った時代は終わり。
今の時代は、「本音」や「性癖」までまるっと受け入れ合うのが理想。

私はこうして“性癖リセット”の旅に出た

離婚後、私はしばらく“人間不信”モードに突入。
でもある日、「私だって、私らしくエロい自分でいたい！」と開き直った。

• カジュアルなマッチングアプリで“性癖合う人”を探す
• SNSでフェティッシュなコミュニティに参加
• ときどき“女同士で夜通し性癖トーク”

“隠す”恋愛じゃなく、あけっぴろげな自分が好きって思えるようになった。

どんなに好きでも、性癖は“最強の相性診断”

• 相手の本音を愛せるか？
• 自分の“好き”を堂々と出せるか？

それができなきゃ、どんなにイケメンでも年収高くても、「性癖のズレ」で結局壊れる。