【10年セックスレスの沼から生還】私が「欲望」と再会した夜の話

「もう女として終わってるのかな…」
気がつけば、結婚10年目。
うちはセックスレス歴も10年でした。

「10年」って、数字で書くと世界が変わるほど長い。
何がきっかけで私って“干物化”したんだっけ？

眠れない夜、欲望の居所がわからなくなった

20代半ばで結婚して、新婚の頃は当たり前だった夜の営み。
でも、妊娠・出産・育児を経て…
「女」と「母」の境界線が溶けていく。

子どもが寝たら、夫婦もバタンキュー。
…ある日、ふと気がついた。「もう5年くらい、触れられてないかも？」
それが、いつの間にか「10年」になっていた。

そもそも“セックスレス”って、みんなどうしてるの？

• 「もう夫を男として見れない」
• 「誘われてもめんどくさい」
• 「そもそも会話が減ってる」

共働き・家事育児・疲労・相手に対する遠慮…
いろんな理由で「触れ合い」が遠のく。

10年レス女の心の闇：「女」としての自信がどんどん死ぬ

私の場合、自分の体すら鏡で見れなくなった。
「もう誰にも求められない」
「私は母以上でも以下でもない」
—気づかぬうちに“女”としての私が消えていく。

パート先の20代バイト男子が、ふと「○○さん、きれいだよね」と言ってくれても、
「社交辞令だろ…」って、卑屈に笑うだけ。

【決意】「このまま終わりたくない…！」

ある夜、寝付けなくて…携帯をぼんやりいじる。
「セックスレス　卒業」「女を取り戻す」
そんなキーワードで、色んなブログ・掲示板を読み漁った。

「別に不倫がしたいんじゃない」
「ただ、人として、女として…求められたいだけ」
そんな私と、同じように悩んでいる女性が想像以上に多かった。

こんな“レス地獄”を抜け出すために私がやったこと

• 「自分の体」を見てみる（鏡越しに、直視する勇気を思い出す）
• 下着を新調する（女らしさの演出を、自分で感じるために）
• 一人エッチを解禁（自分の快感センサーを再起動！）
• SNSやマッチングサービスを覗いてみる（自分の“欲”や性癖を見つめ直す）

どれも最初は「私なんか…」って思ってた。
でも、ちょっとでも「自分に興味」を持つと、不思議と世界が広がって感じる。

ある晩、私は「NightCat」へ（※読み物として脚色）

衝動的に「性癖マッチングサービス NightCat」に登録してみた。
猫モチーフのゆるいデザイン。「性癖」＝恥ずかしい、って思ってた私でも、なぜか罪悪感が薄れる。

CATタイプ診断で、「ご奉仕好きだけど、主導権も握りたい“ツンデレ猫”」と診断された私。
掲示板を覗くと、私みたいに悩む女性がいっぱい。
「欲望って、隠すものじゃないのかも？」

レスの10年を経て、「女」を再起動した私の変化

• 「子どもが寝た後、たまにムラムラして…」
• 「誰かに“キレイだね”って言われたいだけなんだよね」
• 「旦那以外とドキドキするの、悪いこと？」

まるで秘密基地みたい。
「我慢してるの、私だけじゃない」
その開放感が、心の殻をバリバリと破ってくれた。

レス10年女が一番変わったのは、「自分の“性”に素直になれたこと」。
今では「女としての自分」を許せるし、新しい下着で夫と目線を合わせる余裕も生まれた。

10年レス女子の「失われた夜」は戻るのか？

夫婦仲がいきなり真っ赤に燃え上がることはない。
でも、自分の感度が戻ると、
“小さなボディタッチ”とか“ドキドキ”が少しずつ蘇る。

「また恋したい」って思った自分を、褒めてあげたい

10年レスでも、女は“再起動”できる。
きっかけは、自分の“好き”を認めてあげること。
それができれば、「この先も大丈夫」って
根拠のない自信が湧いてくる。