「その性癖、病気？」診断される前に知ってほしい私たちの“変態の境界線”

「私の性癖って……もしかして“病気”なのかな？」

そんな不安、女性なら一度は胸をよぎったことがありませんか？
“普通の恋愛”や“普通のエッチ”に飽きてきて、ちょっと刺激的なことに憧れるのって、実はすっごく自然な気持ち。

だけど、SNSで“やばい性癖”なんて言葉を見るたび、不意に不安になることも――。

「性癖＝病気」なんて、誰が決めたの？

“普通”の幅は思ったより広い

例えば、「首絞めプレイが好き」「パートナーの恥ずかしい姿を見るのが興奮する」ちょっと過激に思える性癖。
だけど実は、こういうものって統計を取ると、意外と多くの人が経験済みだったりするんです。

フランス書院の調査によると、20代後半〜30代女性の約60%が「普通より少し“変わったこと”をした経験がある」と回答しています。

どこからが“病気”になるの？本当に危ないラインとは

性癖が病気と呼ばれるのは、いったいどんな状態？

ざっくり言うと、医学的に「パラフィリア」という診断名がつくのは以下のどれかに当てはまる時だけ。

• 本人や他人が、明確に深刻な苦痛や苦悩を感じている
• 法律や社会規範を明確に犯している（犯罪になる行為）
• 強迫的で日常生活に支障が出ている

つまり、「好き」にとどまるなら何も問題なし！

たとえば、寝る前にエロい妄想をするのが好き、露出プレイに興味がある、ちょっとM気味、それだけで病気認定なんてされないんです。

私の“危なすぎる性癖”体験談

さて、ちょっと恥ずかしいけど……私自身の赤裸々体験を告白します。

• 彼氏の前でコスプレにハマりすぎて、「今日はナース」「明日は軍服」って週2回着替えてた時期。
  友達には絶対言えないけど、彼はむしろ大喜び。
• バイブやローター、SMグッズをネットでまとめ買い。
  本当に使うのか？って自分でも笑っちゃうくらい。でも、何気ない夜に盛り上がってお互いにチャレンジしてみたら、むしろ関係が深まった！
• AIチャットで性的な妄想を延々と語ってみたり……。でも“バーチャル”なら、どんな癖も迷惑はゼロ。

これら全部、「病気？」って思いながらも、結局は大切なパートナーと笑いあえる日常の一部なんですよね。

「変態」は褒め言葉？ いまどき女子の性癖事情

実は今、「性癖＝病気」と感じる女性ほど、パートナーとの距離が近い傾向があるってご存知ですか？
アラサー女子の秘密座談会で聞いたリアルな声をピックアップ！

• 「恥ずかしい性癖を打ち明けたら、彼氏に“変態だね”って嬉しそうに言われた」
• 「私の‘変な性癖’を聞いてくれるってだけで、すごく大事にされてる気がする」
• 「むしろ隠す方がストレス。オープンに話せる関係がベスト」

「自分の性癖を肯定できる」って、最高の快感！

「病気じゃない？」と悩む前に、知っておいてほしいコト

• 性癖は十人十色で、誰かに決められるものじゃない
• 心身が壊れるほど自分を責めたら、それこそが“本当の病気”のサイン
• 困った時は、友達やパートナーと相談してみると、むしろ仲が深まることも